玉医が住むマンションの近くにラーメン店があるんですけどね。

美味いという評判だったんで行ってみようと思ってたんですが友人からその店で起きた話を聞いてやめました。

 

カウンターの端っこにいたお客さんが「ごちそうさま」と言って帰ろうとしたら店主がカウンターから出てきて「ちょっと待て!あんた何で残してんだ!?何で全部食えねえんだ?」
と強い口調で問い詰めたそうです。

お客さんは「いや、別に」と言って帰ろうとしたら、店主は「だから、俺が作ったもんを何で全部食えねんだと聞いてんだよ!」と更に強い口調で怒鳴りつけ、結局、お客さんは「すいません」と詫びを入れて店を後にしたそうです。

「もう二度と来んじゃねーぞ!」
と最後のダメ押しを放った店主は悪びれる様子もなく厨房に戻ったというのです。

 

ラーメンの作り手が職人というプライドを持って仕事しているのはわかるし、自分が作った料理を残されれば不快に思う気持ちもわかりますよ。

 

だがしかーし、お客様に対してオンドレのそのモノの言い方は何じゃい!?

 

その人が何をした?

 

器の中にゴキブリ放り込んで因縁でもつけたんか?

 

ラーメンを残した。それだけやろ?

 

お客さんがラーメンを残した理由が何なのかは知らんが、本当にその理由が知りたきゃ聞き方っちゅうもんがあるやろが!

 

と、思うのです。

 

【職人魂というものをはき違えてないかい?】

職人というのは本来、自分が作るものにこだわりを持つものであって、相手に対して自分のこだわりややり方を押し付けることではないでしょ?ラーメン職人としてこだわりを持つのであれば、それはあくまでも味にこだわるとか素材にこだわるとか仕込みにこだわるとかじゃないの?と思うのです。

 

【セッションにおいては】

こういった技術系要素も多いセラピストというお仕事では、ある意味で職人的な仕事と捉えている方もいるわけですが、それはそれで素晴らしいことです。

でも、「職人」を先に例にあげたラーメン店の店主のようにはき違えてしまったら、お客様に満足してもらうセッションというより、自分のやり方を押し通すセッションが優先されるので、そのやり方がお客様に合っているかどうかなどは最早どうでもいいことにされてしまいます。

トランス@クリニック東京のセラピストにおいては個々の得意分野や適性などは活かしつつもお客様との方向性が一致した形でセッションに入りたいと考えています。

そのためにセラピストの研修では、問診(カウンセリング)の重要性を理解するまで時間をかけて説明しているのです。

 

【セラピストの技術を最大限に引き出すには?】

逆にセラピストの技術を最大限に引き出すのはお客様の仕事といえます。

 

腕のいいお客様はセラピストの持っている能力を最大限まで引き出すことができますし、セラピストに対してこれまでにはなかった新しい気づきや新しい技術を生み出すきっかけを与えてくれます。

 

そして、お客様自身も毎回満足に残されるセッションになる可能性が高いです。

 

こういったサービスのお店を利用されているお客様の中で毎回満足度が低いという方は、ご自身が求めていることとセラピストがやろうとしていることの方向性が一致していないか、そのギャップが大きすぎるのかもしれません。

 

問診(カウンセリング)の時にしっかりとセラピストと会話をしてセッションの方向性を明確にすることをお勧めします。

 

【最後に】

この仕事で、職人的な意識を持っているセラピストは向上心や探求心もありますから、自分の固定観念に捉われることなくお客様の満足を第一に考えられるセラピストであれば間違いなく一流の領域にいけるでしょう。